【正坐のすゝめ】ととのう正坐体験談 七月さん 

北九州での正坐会ではいつも手伝ってくださり、ととのう正坐も日々積み重ねておられる七月さん。
着付け師としてもますますご活躍されています。
そんな七月さんが先日に素晴らしい正坐体験をされたということで、そのことを文章にして頂きました。

【正坐と私、小さな変化】
ととのう正坐に出合って、今度の秋で3年になります。
きものを日常的に着るようになって、畳に坐る機会も増えました。
「苦手な正坐ともう少し仲良くなれたらな」
そんな頃に髙橋先生とのご縁をいただいたのでした。 

子どもの頃の私は、なるべく正坐をさせないように育てられたようです。
正坐の習慣がないまま大人になり、必要な場面でも5分と坐っていられない。
「あぁ、正坐なんて滅んでしまえばいいのに」
本気でそう思っていた時期もあったくらい。

先日、私はきものの講座を開きました。
皆さまには椅子に腰かけていただいて、私は床に坐って。
途中で立ったり歩いたりする場面はありましたが、
気付けば一度も足を崩さずに講座を終えていたのでした。
2時間、正坐で坐っていた…
痺れていたはずなのに、目の前の時間に夢中になっていました。

髙橋先生にご報告すると、
「正坐はやっぱり氣が大きく作用するんですよね。
本氣だったり、氣が澄んでいると、正坐もそれに応えてくれます。」と。

あの日の私はたしかに本気で、心も不思議なくらい静かでした。
また同じように坐れるかどうかは正直 分からないけれど、大きな経験になったのは間違いありません。

みんなで集う 正坐の会と日々積み重ねる 正坐の時間。
どちらも私の在り方を整えてくれる大切な時間です。

きものと、畳と、ととのう正坐。
日本の美しい宝物はこんなにも近くで、静かに私を育ててくれていたのですね。


七月さん、ありがとうございました。
正坐も日々育んで来られたからこそ、そのような体験ができたのだと思います。
着物も、畳も、正坐も、現代の生活では必要とされなくなってきたものですが、本当に、いずれも日本人の心とからだを育む日本の宝ですね。
あらためて、ご一緒に繋げてまいりましょう。

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