ととのう正坐の座り方

ととのう正坐 正座 座り方 方法
目次

ととのう正坐の座り方

手順1.ふつうの正座→膝立ち

ととのう正坐 正座 座り方 方法 手順

㊧ふつうに正座をします。膝の間はこぶし1個分ほど開きます。
※この先はできる限り“仙骨“を意識して立てます。⁡

㊨膝立ちをします。

手順2.足の指を立て→お尻を下ろす

ととのう正坐 正座 座り方 方法 手順

㊧足の指を立て(親指はなるべく前方に向けます)手のひらでお尻を包み、中指で坐骨を
下から押さえます。⁡

㊨ゆっくりとお尻を下ろし、指が踵(かかと)に触れたら指を外します。
※踵の上に乗った坐骨を感じられると⁡良いです。

手順3.跪坐(きざ)完成→足の小指をひらく

ととのう正坐 正座 座り方 方法 手順

㊧なるべく膝を手前に引いて、足の裏が床に対して垂直になるようにします。(足指、足首に
グッと力が入ります)⁡
この形は「跪坐(きざ)」と言います。⁡

㊨足の小指を外に開いて床に付けるとより安定します。

手順4.膝立ち→お尻を持ち上げる

ととのう正坐 正座 座り方 方法 手順

㊧特に足の親指の力を使いながらゆっくりと膝立ちをしていきます。

㊨手のひらでお尻を包み、中指で坐骨を下から押さえます。⁡

手順5.足の甲を床につける

ととのう正坐 正座 座り方 方法 手順

㊧→㊨ 足の甲を片方ずつ床に付けます。⁡

手順6.両足の親指・踵を付ける→状態を起こす

ととのう正坐 正座 座り方 方法 手順

㊧両足の親指、踵を付けます。
踵の高さが揃っているか、膝の間から覗いて確認します。両膝と揃った踵が綺麗なV字に
なると良いです。⁡

㊨上体を真っ直ぐに起こします。

手順7.お尻を後ろに突き出す→お尻を下ろす

ととのう正坐 正座 座り方 方法 手順

㊧ゆっくりとお尻を下ろしていき、半分ぐらいまで下ろしたら(無理なく耐えられる高さで
良いです)
⁡体を前傾させて、思いきりお尻を後ろに付き出して、手のひらでお尻を持ち上げます。

㊨それをキープしたまま、ゆっくりとお尻を下ろしていきます。⁡
踵の後ろに坐骨がはまるようにして座ります。⁡

ととのう正坐 正座 座り方 方法 手順
踵の後ろに坐骨がはまっている図(側面)

手順8.ととのう正坐完成

ととのう正坐 正座 座り方 方法 手順

ととのう正坐の完成です。

きちんとできると太ももにしっかりと力が入り、仙骨が立つことで(腰が入る)重心・気が下りて
心が落ち着きます

よくある質問

質問1.足の甲やスネが痛い

床との接地部が痛い場合、畳より柔らかいカーペットやヨガマットの上でお試しください。
(柔らかすぎてもやりづらくなります)
靴下や履物でも感覚が変わりますので色々試してみてください。

質問2.足がしびれる

足がしびれた場合(痛い場合も)無理をせずに跪坐(きざ)をしたり、それでもきつい場合は膝立ちや立ち上がってしびれを取りましょう。

きちんと座ることでしびれにくくはなりますが、正座に限らずどんな姿勢でも長時間行うと体が硬くなりますから、自分の体の声を聴きながら無理をしない範囲で行いましょう。

質問3.なぜ正坐をする前に跪坐(きざ)も行うのか?

ととのう正坐では、踵の後ろに坐骨をはめることが一番のポイントですので、スッとはめられれば
それだけでも効果はありますが、跪坐を行うことで足指・足首がほぐれ、重心や気も下に
降りますので、その後に正坐を行うと一層身体が落ち着き、ととのいやすくなります。
時間が取れる際には一通り行うことをお勧めいたします。

まとめ

ととのう正坐 正座 座り方 方法 手順

正座をした後の体感はいかがでしたでしょうか?
慣れていくほどに良き体感を得られますので、ぜひ続けてみてください。

体験者の声もぜひご覧ください。

ととのう正坐の会 本境地‣練馬区立 向山庭園では、個人に合わせてゆったりと行っております。
ご興味がございましたら、ぜひお気軽にお越しください。

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