「感じる」ということ

もう20年近く前になりますが、福島の田舎で半自給自足の暮らしをしていたことがありました。
自然農の川口由一さん著「妙なる畑に立ちて」の文章と写真の美しさに感動したことがきっかけです。
でも実際に行ってみると思った以上に体がきつく腰痛がひどくなり、玄米菜食も体に馴染まず、理想と現実の違いに落ち込んでしまいました。。
ただそのおかげで野口整体や正坐と出会えたのですから人生分からないものですね。

その後、身体が整っていくなかで大きな氣づきがあったのですが、それは、ずーっと身体で感じず、頭でばかり考えて生きてきたということでした。
田舎暮らしも自然農も本当にやりたいことではなかったんですね。

それからは「感じる」ことができる身体を育むことが最大のテーマとなりました (考えると感じるの違いもよく分からなかった…)
そして、そのために正坐が大いに役立つことを身をもって体感してきて今に至ります。

さて、札幌でコラボさせて頂いたむすびの庭さんのお弁当は本当に感動的で、玄米の美味しさを身に染みて感じたのは初めてのことでした。
それから自然と土鍋で玄米を炊くようになり、噛みしめる美味しさや、おかずが少なくても満足感があること、おなかの調子が良くなること、食の時間が長くなって豊かさを感じる等、嬉しいことが沢山ありました。
むすびの庭さんに感謝感謝です。

そんなむすびの庭さんと6月にまた札幌でコラボさせて頂きます。
氣になられた方はぜひ正坐と正食を味わいにいらしてください。
近いうちにご案内させて頂きます。

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