雑記– category –
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正坐の歴史
日本で「正坐」が定着したのは、ほんの100年ほど前です。 それまで膝をそろえて腰をおろす正坐スタイルは「かしこまる」と呼ばれ、神前や仏前などの儀式的な場面、また家臣が主君に対してかしこまる場のみに行う姿勢でした。第三代将軍家光は、家臣に謀反... -
瞑想とは?
「ととのう正坐の会」にいらした〖骨屋・のばし屋 〗の鈴木先生が体感を言葉にしてくださいました! 「ととのう正坐をすると上半身がとにかく柔らかく、下半身は心地よい重さがある」「身体のなかには静寂が訪れる」「瞑想をしようとしてするのではなく、... -
「上虚下実」
「上虚下実」とは、みぞおちが柔らかく、丹田が充実していることです。あるいは、上半身の力が抜けて、下半身(脚、腰、肚)に力が入っている状態です。「ととのう正坐」はこの「上虚下実」を体現する坐り方です。「上虚下実」=自然体自然体でこそ、無理... -
「坐」と「座」
「坐」は、土の上で向き合う二人がすわる形を表しています。また、すわる動作そのものを指します。「座」は、「广(家、屋根)」+「坐」で、家の中で人がすわる場所を表しています。そのため、「坐」が動詞、「座」が名詞として用いられていましたが、常...